以前の記事で「飲食店用の収支計算書テンプレート」「ストック型サービス用の収支計画書テンプレート」「建設業用の収支計画書テンプレート」「エステサロン用の収支計画書テンプレート」「システム開発業用の収支計画書テンプレート」を紹介しました。
今回は、学習塾用の事業収支計画書を紹介します。
学習塾用の収支計算書テンプレート
まずは学習塾用の収支計算書テンプレートをダウンロードしましょう。ダウンロードした収支計算書と照らしあわせながら項目について解説します。
Googleスプレッドシート、Microsoft Excelのどちらのテンプレートもご用意しています。
学習塾用の収支計算書テンプレートの使い方
学習塾用の収支計算書で使用する項目を解説します。
売上
売上の項目では「月間コマ数」「生徒数」「月謝」「1コマあたりの外注費」の4つの項目を入力すると、その他の項目が自動的に反映されます。
自動反映される項目は「1コマあたりの授業料」「1コマあたりの売上」「月間売上」「月間人件費」「月間利益」の5つです。
学習塾を開業する際、ご自身で授業を実施するケースと、他のスタッフが授業を実施するケースがあると思います。ご自身で実施する場合は1コマあたりの外注費を0円、他のスタッフが実施する場合は1コマあたりの外注費を入力してください。
それぞれ「科目」「学年」「曜日」「時間」「担当」が入力できます。初期設定ではテキスト入力になっていますが、プルダウンを設定するとより便利に利用できるでしょう。
上記を入力すると表の「売上高」「人件費」「売上総利益」の欄が自動計算されます。
販売管理費
販促管理費は初期設定では「地代家賃」「消耗品」「電気代」「水道代」「ガス代」「広告費」「支払手数料」「通信費」「旅費交通費」「支払利息」「その他」の項目を用意しています。
設定すると、表の「販促管理費」の欄が自動入力されます。
初月の入力
赤の背景色が付いたセルの年月を入力すると、それ以降の月は自動で更新されます。
上記で解説した項目を入力すると、3年分の各月の売上高、営業利益が自動で計算されます。
2年目の収支の入力(任意)
別シートで2年目の収支計画書の作成も可能です。創業計画書では起業直後の収支計画と「1年後または軌道に乗った後の収支計画」を作成します。その際にお使いください。
2年目のシートでは科目などの項目が増えています。
今回は「学習塾用の事業収支計画書」のテンプレートを紹介しました。
このテンプレートを使えば、必要な授業数や月謝や外注費の金額の設定が明確になります。項目を調整しながら収支計画立案にお役立てください。
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さとゆずSATOYUZU
株式会社キャスターで、採用支援事業「CASTER BIZ 採用」のWebマーケティングと『Alternative Work』の運営を担当しています。私生活ではECサイトの運営など。週3日働き、他の日は好きなことをやっています。3歳の娘に翻弄される日々を送っています。