以前の記事で「フリーランス新法対応の発注書テンプレート」を紹介しました。
今回は「フリーランス新法対応の業務委託契約書」のテンプレートを紹介します。
フリーランス新法対応の業務委託契約書テンプレートを無料ダウンロード
まずは、フリーランス新法対応の業務委託契約書テンプレートをダウンロードしましょう。
ダウンロードした業務委託契約書テンプレートと照らしあわせながら項目について解説します。
Googleドキュメント、Microsoft Wordのどちらのテンプレートもご用意しています。
フリーランス新法対応の業務委託契約書テンプレートの項目
ダウンロードした契約書の条文は、厚生労働省の「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」に記載の契約書の参考例をもとに作成しています。
フリーランス新法では以下の取引条件を明示する義務があり、それぞれの項目が契約書に記載されています。
①業務の内容:業務委託契約書の第1条
②報酬の額:業務委託契約書の第4条
③支払期日:業務委託契約書の第5条
④発注事業者・フリーランスの名称:業務委託契約書の前文
⑤業務委託をした日:業務委託契約書の日付
⑥給付を受領/役務提供を受ける日:業務委託契約書の第6条
⑦給付を受領/役務提供を受ける場所:業務委託契約書の第7条
⑧(検査を行う場合)検査完了日:業務委託契約書の第8条
⑨(現金以外の方法で支払う場合)報酬の支払方法に関する必要事項:業務委託契約書の第5条
契約書と発注書を併用してもOK
上記の取引条件を明示する書面は契約書である必要はなく、発注書でも問題ありません。
報酬額や納品日、納品先、検査を完了する期日は発注書に記載するほうがやりやすいケースもあるはずです。
その際は、別途紹介している発注書のテンプレートを使いましょう。
業務委託契約書のテンプレートをダウンロードすると、発注書のテンプレートもお使いいただけます。
報酬の⽀払期⽇
フリーランス新法では、「発注事業者は、発注した給付を受領した日から起算して60日以内のできる限り短い期間内で、支払期日を定めて、その日までに報酬を支払わなければなりません。」と報酬の支払期日についても決まりがあります。
発注書などで取引条件を明示する際は、支払期日が上記期間内となるように設定しましょう。
今回は「フリーランス新法対応の業務委託契約書テンプレート」を紹介しました。
テンプレートを使って、効率的にフリーランス新法に対応しましょう。
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