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今の時期、お子さんが新しい環境になった方も多いかもしれません。保育園に行き始めると、熱を出したり病気になったりしやすくなる、「保育園の洗礼」を味わってる人も少なくないのではないでしょうか。
参照記事:https://www.fnn.jp/articles/-/860850
この記事にもあるように、お子さんによっては、月のほとんどを体調崩してしまうという話もよく聞きます。実際、私の子どもも保育園に行き始めた初年度は、月の半分も保育園に行けたことはありませんでした。
この時に職場は何ができるか。
記事のように分単位での有給取得はもちろん、リモートワークの導入、コアタイムのないフレックスタイム制の導入、有給休暇自体を増やす、などオーソドックスですが効果的な打ち手はさまざまあります。
そして重要なのが、夫婦ともにこういった制度があることです。例えば、女性の職場が上記のような制度があったとしても、男性の職場にはなければ、女性ばかりが育児と仕事をやりくりすることになります。ある意味で男性の職場は、女性の職場の制度にフリーライドしてるとも言えます。
そうならないためにも、お子さんがいる方が働いてる職場では、どの会社でも、リモートワーク、フレックスタイム、分単位の有給休暇取得など、フレキシブルに働ける制度を準備できるかが、この問題解決の鍵になるのではないかと思います。
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※この記事は、2025年4月時点の情報をもとに執筆しております。

石倉 秀明HIDEAKI ISHIKURA
働き方に関する調査・分析・研究を行うAlternative Work Lab所長。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修士課程在籍。『Live News α』(フジテレビ系列)、『ABEMAヒルズ』(ABEMA)コメンテーターや『ダイヤモンド・オンライン』での連載、書籍執筆などの活動も行う。著書に『会社には行かない』『コミュ力なんていらない』『THE FORMAT』等。
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