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昨日このようなニュースが出ました。
参照記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC040PX0U4A300C2000000/
UberEatsで注文した商品をロボットが運んでくるという取り組みが日本でも始まるようです。
2024年問題と言われるように、配送業界はドライバーが100万人単位で不足すると言われてます。UberEatsはギグワーカーが運んでいるわけですから、正式には配送業界のドライバーではないですが、それでもこれ以上サービスを拡大しようと思うと、ギグワーカーだけでは足らないということでしょう。
さて、今回考えるべきはロボットはどこまで私たちの日常に入ってくるか? です。製造の現場では機械化が進んでますが、人手不足のスーパーやコンビニでロボットが棚卸しをしたり、ロボットがご飯を作る日が来るのでしょうか。
私の意見としては、間違いなく来ます。むしろ大手ファミレスなどにいくと、いますでに配膳ロボットが運んできてくれます。
OriHimeのように遠隔で接客をするためのロボットもあります。またロボットというと大げさに聞こえますが、ルンバやスマートホームもロボットと言えるかもしれません。つまり私たちの生活はロボットと共存を始めています。
そして実は、ロボットと共存していることをあまり意識しなくなっています。そう考えると私たちが人間がやること、と思っていることはこれからどんどんロボットが行い、ロボットと一緒に暮らす社会になっていくのではないかと思います。
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※この記事は、2024年3月時点の情報をもとに執筆しております。
石倉 秀明HIDEAKI ISHIKURA
働き方に関する調査・分析・研究を行うAlternative Work Lab所長。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修士課程在籍。『Live News α』(フジテレビ系列)、『ABEMAヒルズ』(ABEMA)コメンテーターや『ダイヤモンド・オンライン』での連載、書籍執筆などの活動も行う。著書に『会社には行かない』『コミュ力なんていらない』『THE FORMAT』等。